香美市暮らしの魅力
街も近い、空港も近い、けど自然も近く、標高も高い。そんなバランスのよい田舎暮らしができるところが香美市一番の魅力です。この背景から、近年は香美市で子育てをしたいと移住される方が増加しており、それに応えるかのように、行政もまた子育て・教育環境に力をいれています。
また、香美市はものづくりが盛んな地域で、地元の伝統産業、土佐打刃物とフラフを筆頭に、移住して加工品やハンドメイド作品をつくられる方も多くいらっしゃいます。そして移住を機に何か新しいチャレンジをしたいと考え本気で動きだすと、地域にはそれを応援する風土のようなものがあると感じています。

子育て、教育について
子育て
川、山、畑がすぐ近くにあり、自然のそばでのびのびと子育てができる。そして田舎にいけばいくほど、子ども達は“地域の子ども”のような存在となり、おじいちゃんおばあちゃんに見守られながらの穏やかな田舎暮らしができます。また、行政支援も充実しており、中学生まで医療費無料など、さまざまな制度が用意されています。



【支援制度一覧】
ご夫婦
・香美市結婚新生活支援事業費補助金
・不妊治療費助成
妊婦さん
・妊婦健診費用助成
・出産育児一時金
就学前
・児童手当(0歳〜中学生)
・乳幼児、児童医療助成制度(0歳〜中学生)
・新生児聴覚検査
・ファミリーサポート事業(0歳〜6年生)
・子育て支援センター一時預かり事業
・香美市私立幼稚園就園奨励費補助金
・予防接種費用助成
・多子世帯への保育料の負担軽減
学齢期
・就学援助制度
・香美市高等学校等通学費補助金
・高等学校等奨励金
その他
・放課後児童クラブ
・放課後学習支援
・スクールカウンセラーの配置
・教育支援センター「ふれんどるーむ」
※支援制度は変更になる場合もあります
【香美市ファミリーサポートセンター】
NPO法人いなかみが香美市から委託を受けて運営しており「子育てを助けてほしい人」と「子どもを預かる人」の会員ネットワークをつくり、地域で子育てを助け合える形をつくっています
香美市ファミリーサポートセンター
http://famisapo.inakami.com/


教育
香美市は保育園から大学まで全てそろっており、特別支援学校もある教育環境にとても恵まれた地域です。その教育方針は「探究」で貫くと決められており、気になったことは自分で考えてやってみることを大切にする教育を行っています。
小・中学校は全てコミュニテイ・スクールとなっており、地域住民が先生となって農業体験をしたり、月に1回一緒に朝ご飯をつくる学校があったりと、学校運営に地域の声が届く形となっています。また、大宮小学校の「国際バカロレア」教育や、片地小学校の高知工科大学と連携した「理科教育」、大栃小学校の1人1台タブレット端末配備の「ICT教育」など、先進的な教育を積極的に取り入れています。

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医療
香美市には大きな総合病院はありませんが、小〜中規模の病院が20程あり、内科、外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、放射線科、精神科、眼科、リハビリテーション科など、基本的な診療科目は一通りそろっています。また、大きな総合病院はお隣の南国市や高知市にあるため、通院できる距離となっています。病院の少ない中山間地域には、ドクターヘリが着陸できるヘリポートが複数カ所整備されています。
課題としては、産婦人科はありますが小児科がないことが挙げられます。しかしながら科目の1つとして小児科を掲げる病院は複数あり、軽い症状であれば内科や耳鼻科などでも見てもらえますし、お隣の南国市や香南市に行けば専門の小児科を受診することができます。
福祉
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービスセンターなど、複数の老人ホーム・介護施設があります。
また、香美市社会福祉協議会には、生活困窮者の自立支援やフードバンクなどを行う「生活相談センター香美」地域貢献のボランティアをやりたい人とお願いしたい人を繋ぐ「ボランティアセンター」、地域住民のふれあいの場を提供している「あったかふれあいセンター」などがあり、香美市の暮らしを支えてくれる頼もしい存在となっています。
生活情報(買い物、金融機関、通信環境、レジャーなど)
香美市は広い面積を持つ市であるため、住む地域によって生活環境は大きくことなります。ここでは旧町村(土佐山田町・香北町・物部町)に分けてご紹介します
土佐山田町
買い物:大型のショッピングセンターはありませんが、スーパー4店舗のほか、コンビニエンスストアやドラッグストア、その他、商店街を中心に個人商店が複数ありますので困ることはありません。
金融機関:複数の地方銀行・信用金庫、郵便局、JAなどがあります。
通信環境:光回線が整備されており、携帯各キャリアも山側では弱い地域もありますが、概ね繋がるため問題ありません。
レジャー:子ども達に大人気で市外から集まってくる秦山公園、自然観察やハイキング、キャンプなどができる甫喜ヶ峰森林公園、気軽に自然体験ができる森林研修センター情報交流館などがあります。都会的なレジャー施設はありませんが、近くの高知市や南国市に行けば利用できます。

香北町
買い物:スーパーはありませんが、コンビニエンスストア1つと、ドラッグストア1つ、小規模な小売店や新鮮な野菜が買える地場産市などがあるため生活には困りません。ただ生活用品をたくさん買うときは土佐山田町まで足を運ぶ人が多いです。
金融機関:四国銀行の代理店と郵便局、JAの窓口、高知信用金庫のATMがあります。
通信環境:国道195号線を中心に光回線が整備されていますが、少し離れるとエリア外となるため注意が必要です。携帯各キャリアも人の多い集落であれば問題無く使えますが、土佐山田町と比較すると電波の弱い地域が多いので事前確認が必要です。
レジャー:小さな子どもに大人気のアンパンマンミュージアムと、県内有数のキャンプ場である日ノ御子キャンプ場などがあります。少し離れた中山間地域に住めば、毎日が自然体験です。

物部町
買い物:スーパーやコンビニエンスストアは無く、小さな小売店、個人商店がいくつかある程度です。そのため香北町と同様に土佐山田まで買い物に出る人が多いです。
金融機関:四国銀行の代理店、郵便局、JAの窓口があります。
通信環境:物部町の中心となる大栃周辺のみ光回線が整備されています。それ以外はまだ未整備となっていますが、延長の計画が進んでいます。携帯は各キャリアとも電波が弱い地域が多く、一切入らない場所もあるため事前確認が必要です。
レジャー:徳島県との県境にべふ峡温泉があります。物部町は水と空気が圧倒的に美味しく、自然のそばで暮らしたい方には天国のような場所かもしれません
