香美市移住をお勧めする理由
高知県香美市は、行政の相談窓口だけではなく、地元のNPO法人いなかみが「香美市立移住定住交流センター」を運営する形で移住相談を担っており、役場と連携しながら相談者の要望に添った細やかな対応を心がけています。
また、高知暮らしフェアなど、東京・大阪を中心とした都市部開催の移住フェアにも定期的に参加しており、令和2年度からはオンライン移住相談やオンライン移住体験ツアーなども行い、香美市の日常を知っていただく機会をつくっています。
移住前に1ヶ月15,230円で1ヶ月〜6ヶ月までの暮らし体験ができる「お試し移住体験住宅」も設置しています
移住相談をご希望の方は、以下のフォームよりお問い合わせください。
香美市 つの魅力
便利と自然のバランス抜群
高知龍馬空港から市役所(本庁舎)まで車で15分。JR高知駅(高知市)から最寄りの土佐山田駅まで特急で15分。そして同じ15分車を走らせると山にも川にも海にも行ける。そんな便利と自然のバランスがとれた田舎町です。また、求人が最も多い高知市も通勤圏内となりますので、仕事と暮らしのバランスもとりやすい地域となります。
災害時の津波被害なし
高知は南海トラフ地震が起こる可能性が高い地域ですが、香美市は標高が43m(香美市役所本庁舎地点)と高く、震災が起こっても津波の影響はないと言われています。ただ、大きな地震が起これば建物の倒壊や土砂崩れなど、必ず被害はでますので、もしもの時のために日頃から備えておくことが重要です
「探究」自分で考えてやってみる教育
香美市は保育園から大学まで全てそろっており、特別支援学校もある教育環境にとても恵まれた地域です。その教育方針は「探究」で貫くと決められており、気になったことは自分で考えてやってみることを大切にする教育を行っています。
小・中学校は全てコミュニテイ・スクールとなっており、地域住民が先生となって農業体験をしたり、月に1回一緒に朝ご飯をつくる学校があったりと、学校運営に地域の声が届く形となっています。また、大宮小学校の「国際バカロレア」教育や、片地小学校の高知工科大学と連携した「理科教育」、大栃小学校の1人1台タブレット端末配備の「ICT教育」など、先進的な教育を積極的に取り入れています。加えて「食育」に熱心な学校が多いのも1つの特徴だと感じています。
お祭りやイベントが多彩
高知はお祭りやイベントが非常に多い県だと感じていますが、香美市だけを切り取ってもその多さは負けていません!特に夏は毎週どこかで夏祭りが行われ、各所で花火があがります。田舎の花火大会は規模は小さいですが、本当に目の前で花火が上がるため迫力満点!目だけでなく身体で花火を体感できます。
主なお祭り・イベント
1月 | 香美市新春書初め大会(土佐山田町) |
2月 | やなせたかし文化賞 受賞者発表会(香北町) |
3月 | さくらまつり(〜4月まで) 鏡野公園(土佐山田)、八王子宮(土佐山田)、平山親水公園(土佐山田) |
4月 | べふ峡温泉シカニクの日(物部) |
5月 | ほたるまつり 新改(土佐山田)、さおか春の豊穣祭(土佐山田) |
6月 | わぬけさま 八王子宮(土佐山田)、大川上美良布神社(香北町) |
7月 | 八王子宮夏祭り(土佐山田)、川上様夏祭り(香北) |
8月 | 土佐山田祭り(土佐山田)、神母ノ木大川祭り(土佐山田)、繁藤大川祭り(土佐山田)、さおか夏祭り(土佐山田)、奥物部湖湖水祭(物部)、龍河洞まつり(土佐山田)、ひらやま夏祭り(※8月記載のお祭りは全て打ち上げ花火あり) |
9月 | 白ゆりまつり(土佐山田)、ゑびす昭和横丁(土佐山田) |
10月 | 香美市芸術祭文化展(土佐山田町)、刃物まつり&高知工科大学大学祭(土佐山田)、物部町火鎮祭相撲大会(物部)、香美バル(土佐山田)、龍河洞ハロウィン(土佐山田) |
11月 | 八王子宮秋祭り(土佐山田)、川上様秋祭り(香北)、高知山の日キッズフェス(土佐山田)、香美市ファミリースポーツフェスティバル(土佐山田) |
12月 | 刃物供養菜祭(土佐山田)、KUT+illumination(土佐山田)、龍河洞クリスマスキャンドルナイト(土佐山田) |
(※2020年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響で多くのイベントが中止となりました)
イベント情報は「いなかみライフ」や「香美市観光協会」のWEBサイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
移住者カフェ増加中
将来は田舎へ移住してカフェや飲食店をやりたい。そんな夢を持っている方も多いのではないでしょうか。香美市にはそんな夢を実現された方が複数人いらっしゃいます。移住者の都会的なセンスと香美市の雰囲気が混ざり合った素敵なお店となっています。
移住者が開業したカフェや飲食店以外にも、昔からある飲食店、地元の方が新規オープンしたお店など、モーニングやランチ、スイーツなどを提供するお洒落な飲食店もどんどん増えてきています。ぜひ香美市でお気に入りのお店を見つけてくださいね。
ものづくりのまち
香美市にはカフェなどの店舗以外にも、地元の農作物を活かした加工食品やクラフトビール製造、布小物や染物、石けんなどのハンドメイド作品をつくる移住者も多くいます。また、400年にも及ぶ歴史を持つ伝統産業の土佐打刃物や、端午の節句に掲げられるフラフ、明治創業の2つの酒蔵などもあり、昔から「ものづくり」が盛んな地域でもあります。
行政も「ものづくり」への期待は大きく、土佐打刃物の後継者を育成する「鍛冶屋創生塾」をスタートさせたり、「ふるさと納税」の返礼品として小ロットでも積極的に取り上げて発信するなど、それぞれの取り組みを後押ししています。
また、こうした加工製品の根幹となる「農業・林業」も盛んで、農業では「ゆず」が青果柚子の出荷量が全国1位、ニラや小ネギ、生姜なども全国トップクラスの生産量を誇っています。
林業は森林組合を中心に林産、造林などが行われ、林業従事者を育成する「高知県林業大学校」も香美市にあります。
やりたい!を応援してくれる風土
カフェを始めたい、起業したい、農業をやりたい、職人になりたい、イベントを開催したいなどなど、「やりたい!」という気持ちが強ければ強いほど、香美市の人達はそれを応援する風土のようなものがあると感じています。
それぞれの「やりたいこと」に対して、実現に必要な人を紹介してくれたり、そのやり方を教えてくれたり、役立つ情報を提供してくれたりと、頑張る人のもとにはいい循環が生まれてきます。一方で、なんとなくこんなことをやってみたい、といった曖昧な想いに対しては、応援の輪が広がりにくいかもしれません。
移住までの基本 ステップ
移住の目的を決める
全国ほぼ全ての自治体が移住相談窓口を設置している今、地方移住は引っ越し感覚で気軽に実現できるものとなりました。そのため、何も考えずとりあえず引っ越してみるのも1つだと思っています。
ただ、私たちの考える移住は、拠点を移すだけの引っ越しではなく「ライフスタイルを変えること」だと捉えています。「カフェを経営したい」「ゆず農家になりたい」「野菜や道具を自分でつくれるようになりたい」「自然の近くで子育てがしたい」などなど、移住して何をしたいかを考えると、いろんな姿が浮かんでくると思います。
こうした「求めるライフスタイル」が中心にあれば、充実した田舎暮らしができると考えていますので、まずはこれを整理してみてください。
情報収集する
移住の目的がある程度決まれば、次は情報収集です。ホームページやパンフレットを見て、目的にあった内容を調べてみてください。電話やメールでお問い合わせいただくと、目的に沿ったより詳しい情報をお届けすることもできますので「香美市立移住定住交流センター」へ、お気軽にお問い合わせください。
また、LINEによる地域の情報発信も定期的に行っておりますので、よろしければセンターを運営する「NPO法人いなかみ」を友達に加えてくださいませ
移住相談会に参加する
情報収集の次は実際に移住の担当者と話をしてみることをオススメします。高知県は「高知暮らしフェア」という移住相談会を東京・大阪を中心に開催しています。もちろん香美市も毎回参加しています。高知までは行けないけど移住の話しを直接聞きたい場合は、ぜひこうした「移住相談会」の場を活用してみてください。また「香美市立移住定住交流センター」ではzoom等を使ったオンライン面談も行っておりますので、ご希望がありましたらお声がけください。
実際に見に行く
情報を集め、移住担当者とも話しをして気になる地域がでてくれば、次のステップは実際に地域を見に行くことです。その際は1人(or家族)で見に行くより、移住担当者に地域を案内してもらうことをお勧めします。自分たちだけで地域を見ると観光目線になりがちですが、移住担当者に案内してもらうと、生活目線で地域をみることができます。
「香美市立移住定住交流センター」では、物件や施設紹介だけでなく、地域住民や先輩移住者も繋ぐことができますので、見学の際はいろいろと要望をお伝えください!
お試し移住体験住宅を利用する
実際に地域を見学して気に入ればそのまま移住してしまうのもありです。ただ、街よりも自然豊かな田舎に住みたいと考えているのであれば、お試し移住体験の利用をお勧めしています。田舎の集落は山間部に行けば行くほど人間関係は濃くなり、地域行事への参加なども求められることになります。その地域での暮らしが自分に合うかどうかをじっくり確かめてから移住する方が安心感が高まるためです。
香美市のお試し移住体験住宅は1ヶ月15,000〜15,230円(水道光熱費除く)で1ヶ月〜6ヶ月間利用でき、生活に必要な家電製品も全てそろっています(寝具無し)。低コストで暮らしの体験ができる仕組みですのでぜひご利用ください。
住まいを探す
香美市で住まいを探す際は「空き家バンク」「不動産業者」「公営住宅」「個人」の4つの可能性があります。空き家バンクは田舎の一軒家を見つけるのに最適で、不動産業者は中心部のアパート物件の情報が豊富、公営住宅と個人物件はタイミング良く空き情報があればお伝えすることができます。
ただ100%希望にあった物件が見つかる可能性はとても少ないですので、希望の優先順位を決めて探すことをお勧めしています。
仕事を探す
香美市での仕事の選択肢は「就職」「起業・自営業」「農業・林業」「伝統産業」「季節労働・短期アルバイト」などが挙げられます。就職する場合は周辺の高知市や南国市も通勤圏内ですので、仕事は街で、住まいは田舎で、というライフスタイルも実現しやすいと言えます。
起業・自営業を志す人は、それが具体的であればあるほど、応援してくれる人も多くなるはずです。農業・林業は未経験者であれば「高知県立農業担い手育成センター」「高知県立林業大学校」への入学が近道。伝統産業もまた、土佐打刃物の後継者育成を目指す「鍛冶屋創生塾」へ入塾することで技術を身につけられます。
「季節労働・短期アルバイト」は農業の収穫アルバイトを中心に季節に応じた求人がでますので、それを組み合わせて収入を得ている方もいらっしゃいます。ご自身のライフスタイルにあった仕事を探してみてください。
香美市移住!
香美市を知って、体験して、住まいと仕事が決まればあとは移住するだけです!高知県の「高知家で暮らし隊」に入隊すると、引っ越し費用の割引など、様々な特典が受けられますので、高知への移住を検討する方はぜひ登録しておいてください。
また、香美市立移住定住交流センターでは「定住支援」として移住後の相談対応や移住者交流会なども開催しています。移住後もセンターを活用して香美市の暮らしをより豊かにしていただければ幸いです
NPOが移住をサポート
移住の相談窓口は、各市町村の担当職員が窓口となっている場合がほとんどですが、香美市の場合は業務委託を受ける形で「NPO法人いなかみ」が香美市立移住定住交流センターを運営する形で移住相談を担っており、役場と連携しながら相談者の要望に添った細やかな対応を心がけています。
NPOが移住窓口を運営することは3つのメリットがあると考えています。
柔軟な相談対応
行政窓口では中立公平の立場で対応せざるを得ない場合がありますが、NPOは民間組織ですので相談者の要望に添った対応が可能です。メリットだけでなくデメリットもお伝えしやすく、もし香美市が合わないと感じれば他市町村をお勧めすることもあります。また、事前連絡をいただければ休日対応も可能です(※調整がつかない場合もあります)
移住した後も、お悩み等があれば個別にご相談いただける定住相談も受け付けており、他の移住者や地域住民と繋がることができる移住者交流会等も開催しています。
スピーディーな情報発信
多くの行政機関は情報発信にも決済が必要となり、すぐに発信することが難しいですが、NPOであれば必要な情報はすぐWEBサイトやSNS等に掲載することができます。また、YouTubeなどの動画コンテンツや、LINEによる定期的な情報発信など、幅広いツールを積極的に活用しています。
自由な発想での企画立案
NPO法人いなかみは「持続可能な田舎づくり」をテーマに地域活性化に取り組むNPO団体です。そのため多様な人との繋がりがあり、移住体験ツアーや交流企画などにもその繋がりを活かしています。また、情報発信だけではなく、情報収集にも力をいれており、様々な事例等をもとに、枠にはまらない面白い企画づくりを心がけています。
移住相談スタッフ紹介
県外出身で高知の暮らし香美市の暮らしを楽しんでいるNPO法人いなかみのスタッフが移住をサポートいたします。小さなことでも大丈夫ですのでお気軽に「香美市立移住定住交流センター」までお問い合わせください。