伝統産業

伝統産業

①土佐打刃物

香美市土佐山田町には、400年の歴史を誇る伝統工芸の代表格「土佐打刃物」があります。日本刀の製法から生まれた各種刃物はその切れ味に定評があり、無駄を一切省いた機能的な形状が特長。近年は科学的なデータを駆使した熱処理を施しているため、切れ味、耐久性、刃の粘りともに他に類を見ない一級品として高い評価を受けています。

一方で、職人の高齢化による後継者不足の課題を抱えていたことから、令和元年11月に鍛冶職人を育成する「鍛冶屋創生塾」が開校されました。ここでは2年間の研修で鍛造や研ぎなどの技術を学ぶことができます。2年に1回、3名の研修生を募集する予定ですので、鍛冶職人になりたい方はぜひ以下WEBサイトをご確認ください。

②フラフ

高知県では、端午の節句に「フラフ」という大漁旗のような大きな旗を掲げる風習があり、熟練の職人の手で丁寧に彩色されるこのフラフもまた、香美市の誇る伝統工芸のひとつです。大きな布に時代絵巻やおとぎばなしの世界が一枚、一枚、丁寧に色鮮やかに描かれ、極彩色のフラフがこいのぼりとともに初夏の青空にはためく様は圧巻です。

現在、香美市土佐山田町に「ハチロー染工場」「三谷染工場」「鍵山染工場」の3つの工房があります。後継者不足の課題も抱えていると聞きますので、フラフ彩色に関心のある方はぜひ工房を訪ねてみてください。